T→π、そして三次元へ(考えかた)

昔から、仕事においては何か一つでも自身が持てる技術を身に着けなさい、などと言われたものです。

それではどんなスキルを習得すればいいのでしょう。その辺がまとまっているのが、「DESIGN IT! w/LOVE」のエントリ。
苦手だと認識したら克服する努力をしてみる: DESIGN IT! w/LOVE
まぁ、このエントリの主題はT字型スキル云々ではなく、苦手なものを克服するにはどうすればいいか、と言うことなんですが。

T字型スキル、と言った場合に横棒のことが無視されて「とにかく一つのことを極めればいいんだよ」となってしまう人もいるかもしれません。けどそれだと縦棒だけの「I字型スキル」でしかなく、いわゆる「専門バカ」のように他人との会話が成り立たなくなってしまうでしょう。
T字型のスキルは「得意分野を深く、さらに幅広い知識を」が大事です。

ところで、ITproの1/30付記事でこういうのがありました↓
Q: ゼネラリストになりたい。でも、何から手をつければよいか分からない。 | 日経 xTECH(クロステック)
回答者いわく、「ゼネラリストはπ字型スキルを持つべし」。
T字型の一歩先行くπ字型。
縦軸が二つ必要と言うことですね。これはきっと、よく「車の両輪」などと言われているものと同じではないかと思います。
スペシャリストはT字型、ゼネラリストはπ字型、と言うことでしょうか?
いやいや、得意分野はいっぱいあるに越したことはありません。あとは縦軸の深度の問題かな。得意と言いながら薄っぺらい知識じゃなんの役にも立たないですから。

こんな深さじゃダメで

これくらいないとダメなんでしょうね。って分かりにくい図だな。

知識の深さ、とはちょっと違う話題なのかもしれませんが、ITproの2/6付エントリにはこんな記事が。
頭の中の“軸”を増やす方法 | 日経 xTECH(クロステック)
これは知識と言うよりものの考え方についての記事で、色々な角度、方向から物事を考えられるようにならないとね、と言うことなんでしょうね。